2025年3月24日18:00、みずき様のソロアーティストとして第1号となる曲「ロングラブレター」のMVがYoutubeにて公開された。
MV公開の数日前には「ロングラブレター/アニバーサリーなんていらない」関連のイベント日程・通販サイトでの購入特典などをまとめた特設サイトがOPENされたのでそちらにも注目して頂きたい。
ついにソロデビューが目前に迫ってきたな、というワクワク感で満ち溢れていて毎日が楽しい。
今回の記事では、公開されたばかりのMV「ロングラブレター」を視聴した感想とこの曲の筆者なりの考察をまとめた。
「ロングラブレター」MVの世界観
この曲の衣装は2種類となっており、アー写で公開されていた衣装はベージュ(オフホワイト・薄黄色?)系のシースルーのドレスで腕と脚の部分が透けて見えるものだ。
この衣装がジャケ写になっているのが通常版AのCDとなっている。
みずき様のグラマラスな二の腕と太ももが透けて見えるというなんともセクシーな衣装となっており、セクシーでありながら気品が失われることなく清楚で高貴な雰囲気溢れた風貌になるのがみずき様の最大の魅力の1つだ。

そして2つ目の衣装はデコルテのワンピースで胸元にレースが施してあり、下は薄いピンクのような色味。そして頭にはコサージュを付けている。
初回生産限定盤Aのジャケ写の衣装となっている。

どちらの衣装もみずき様にピッタリのかわいくて上品で清楚で素敵な衣装だ。
MVの構成としては
・暗い部屋で立方体・ソファーに座るみずき様とダンサーの2人が映るショット
・様々なインテリアに囲まれてソファーの前で歌うみずき様のショット
・この2種からみずき様のお顔をアップで写したリップショット
・みずき様が羽筆でしたためた手紙を小瓶に入れコルク栓で密封、それを水の中に沈めるシーン
主にこの4つのショットで作られている。
みずき様の美貌と美声に存分に浸ることが出来る4分間となっているので是非とも注目していただきたい。
MVにて登場した手紙の内容は・・・?
MVの1:38の部分で「みずき」という差出人の名で締めくくられた短い手紙が登場しているが、内容はモザイク(ピンボケ)のようなものが施されており読めないようになっている。

そこには何が綴られているのだろうか。ピンボケをかいくぐって筆者が頑張って解読してみた。
いつも応援ありがとうございます
大好きなファンの皆さんへ
これからも大好きな歌を
沢山届けられますように・・・!
これからもよろしくね。
みずき
もしかしたら間違ってる部分もあるかもしれないが、それでもみずきヲタクにとってはこんなに短く簡潔な文章でも、とてつもなく重く心に響くものがある。
筆者自身、モーニング娘。時代から何度みずき様に救われてきたか。
活動休止期間中に復帰を躊躇い迷いながらも我々の元へ戻ってきてくれる決断をしてくれたことにはどんな言葉を以てしても感謝の気持ちを表現するには及ばないし、ほんの一瞬たりともみずき様から目を離さずに全力で応援することがせめてもの恩返しだと思って今後も人生かけて応援する所存だ。
歌詞
(1番Aメロ)
空に 見えない星はどれくらい?
そこにわたしもいるようで
キラリ流れる光 追いかけていた
残像だけがリフレイン
(1番Bメロ)
永遠なんていらないから
このまま記憶に閉じ込めて
忘れてしまえたなら
あなたの声も嘘もKissも
もう叶わない約束も
(サビ ※)
長い長い手紙を 綴るようなこの恋は
そうまるで 終わりのないストーリのようです
何度目の季節が めぐる頃にはいつか
次の手紙を書くのでしょうか
(間奏)
(2番Aメロ)
街に 響く音が懐かしい
そこにあなたがいるようで
嫌いはずだったのに 覚えてるのは
感情 戸惑いのサイン
(2番Bメロ)
経験だけが増えてくけど
いつも同じこと繰り返す
あの日に戻れたなら
今よりもっともっともっと
強く優しくなれるかな
(2番サビ)
長い長い手紙は 送る宛もないまま
そうまるで 出口のない迷路のようです
もう一度どこかで 巡り会えるとしたら
どうか笑っていられますように
(Cメロ)
本当の気持ち確かめたなら 変わる
消せない夢は 傷跡じゃなくて
きっと そっと 見つめてた月の影
(落ちサビ)
長い長い手紙を この夜に溶かしたら
あなたの心に降り注げ
(大サビ ※繰り返し)
届かないこの Love Letter
筆者なりの解釈・考察
曲全体としてはしっとりとしたミディアムバラードナンバーとなっている。
曲調も歌詞も一聴すると「失恋ソング」のように思えるが、みずき様は2025年3月19日ゲスト出演のラジオ番組「60TRY部」にて「違う解釈も出来るのではないか」と話していた。
その発言の真意はいったいどこにあるのだろうか?
歌詞がかなり詩的で解釈が困難であるが、ここからは筆者なりの解釈をまとめてみたいと思う。
(歌を自分の感性だけで解釈・考察をするのは初めての経験で、学生時代は小説・詩歌読解が最も苦手だった分野なので見苦しい稚拙な解釈かもしれないがそこに関してはお許し頂きたい。)
1番Aメロ ~「空」は「わたし」の心情~
空に 見えない星はどれくらい?
そこに わたしもいるようで
キラリ流れる光 追いかけていた
残像だけがリフレイン
早速詩的な表現で解釈が難しい部分で始まる。
筆者は「空に見えない星=わたし」「キラリ流れる光=あなた」と解釈した。
「わたし」は「一番星や流れ星」のような空で一際輝き目を惹くような存在ではなく、「空に見えない星」のように確かに存在はするけど特に目を惹くものではないありふれた存在。
そして「あなた」は「わたし」にとってはかけがえのない存在。空では一際輝いて存在感を放ち、かと思えば「流れる光(流れ星)」のようにすぐにいなくなってしまう(=心移りしてしまう。)
そんな一際輝いて見えた「あなた」の残像だけが頭の中でリフレイン(繰り返し現れること)していた、ということなのだろう。
このように「あなた」と「わたし」を夜空の星に投影して「わたし」の心情を表しているように思った。
『「わたし」は決して目を惹くことのないごくありふれた凡庸な存在で「あなた」は特別な存在(主役)なんだ』という表現は『エキストラ』の世界観にも通ずる部分があるのではないかなと思う。
1番Bメロ ~「もう叶わない約束」が意味するところは?~
永遠なんていらないから
このまま記憶に閉じ込めて
忘れてしまえたなら
あなたの声も嘘もKissも
もう叶わない約束も
夜空の星を眺めて自分の気持ちに投影してしまうほど「あなた」への想いでいっぱいな「わたし」。
このまま今の気持ちでいるのであればもういっそ忘れてしまいたいという恋愛(特に失恋)ソングにはありがちな逆説的な心情を表している部分なのかなと思う。
最後の部分に「もう叶わない約束」とあるが、これは一体どんな約束なのだろうか?
失恋ソングと捉えるならば話は簡単で「結婚」という約束なのだろうなと思う。
しかし、これを失恋ソングではないと捉えるならば「結婚」を「もう叶わない約束」とするにはいかにも納得がいかない表現な気がする。
筆者は、これに関してはそう深く考えず「あなた」との日常的な極めて些細な約束なのだと解釈した。
言ってしまえば、「結婚」という一世一代の大きな約束も「約束」であり「今日○○時に会わない?」とか「次のデートでは△△を食べたいね」という些細な約束もれっきとした「約束」である。
「あなた」と日々を過ごす中で叶わなかった些細な約束もあるのだろう。
そんな些細な約束も含めて「あなたの声・嘘・Kiss」と並列して「あなた」と過ごした日々を全て忘れてしまいたい(もちろん本当の心の奥底では忘れたくない)と言っているのだと思う。
1番サビ・大サビ ~「あなた」との恋は終わりのない手紙~
長い長い手紙を 綴るようなこの恋は
そうまるで 終わりのないストーリーのようです
何度目の季節が めぐる頃にはいつか
次の手紙を書くのでしょうか
「あなた」との恋を長い手紙に例えて「終わりのないストーリーのよう」としている。
全てのカップルの行く末は「結婚」か「離別」の2つに1つしかない。
でも「この恋」にはハッピーエンド(結婚)もなければバッドエンド(離別)もないのだ。
ということはこの曲は単に「あなた」にフラれて儚く恋が終わったという「失恋ソング」というよりは「わたし」は「あなた」とまだ付き合う段階にすら達していない「ただの片思い」と解釈することも出来るのではないだろうか。(片思いならば相手への想いがあるうちは永遠に終わることはない。)
ただ、もしこの恋が片思いなのだとしたら「あなたのKiss」とは・・・?と疑問に思う部分も残ってしまう。(付き合ってないのにKissは普通の感性ならば流石に親密すぎないか?と思ってしまう。)
筆者は後の歌詞との繋がりも考慮して『「わたし」と「あなた」の関係がバッドエンド(=離別)で終わったわけではなく、かといってハッピーエンド(=結婚)を迎える見込みもない、もうひとつ決め手がなく現状維持のままでいつまで経っても進まない堂々巡りの恋』を描いているのではないかと思う。
ここは様々な解釈で分かれる部分なのではないだろうか。
そして、何年(もしかしたら何十年)と季節が廻り、いつか「あなた」への想いが消える(恋が成就することなくバッドエンドになる)頃には「次の手紙を書くのでしょうか」(=新しい恋をスタートさせるのだろうか)、という「わたし」の胸の内を表現している。
「書くのでしょうか」と疑問形でサビを終えているが、これは単に「次の恋があるのだろうか?」という今の恋をあきらめて(=失恋)気は進まないが次はあるという思いなのだろうか?
勿論そういう捉え方も1つの解釈として可能なのかもしれないが、ここは反語的な解釈(古典文学では常識の表現方法で疑問形のあとに「いや、~ではない・~しないだろう」という強い否定を表現する手法)が出来るのではないかと思う。
つまり、「次の手紙を書くのでしょうか(いや、書かないだろう)」ということだ。
「わたし」は「あなた」に対して強い想いを寄せていて「空で一際輝く流れ星」のような存在なのだ。今の恋にそう簡単に諦めがつくのならこのような曲調にはならず、もっとさっぱりとした「次があるぞ!」という応援ソングになっても良いわけだ。
「あなた」との恋はもしかしたら永遠に成就しない恋かもしれない。けれども「簡単には諦められるわけがない、簡単に諦めてたまるものか・・・」という「わたし」の心情を表しているような気がした。
そういう意味では、みずき様が「失恋ではない捉え方も出来ると思う」と述べたのも合点がいく。

2番Aメロ ~「嫌いだったはず」とはどういうことか?~
街に 響く音が懐かしい
そこにあなたがいるようで
嫌いはずだったのに 覚えてるのは
感情 戸惑いのサイン
前半の歌詞は「シングルベッド」のサビを彷彿とさせるように感じた。
「今夜の風の香りは あの頃と同じで」
「あなた」と一緒に過ごした時間と同じ「街の景色・その匂い・音」に五感(視覚・嗅覚・聴覚)で触れると「あなた」を思い出さずにはいられなくなるのだ。
さて、後半の歌詞の「嫌いだったはずなのに 覚えてるのは」の部分はこの曲で最も解釈が分かれる(難しい)部分の1つなのではないかと思う。
ここで「嫌い」と言っているのは何に対しての「嫌い」なのだろうか。
もし「あなた」だとしたら、こんなにも想いを寄せこの恋を簡単には諦めたくないと思うほど「好き」なのに「嫌い」は矛盾していないだろうか?
それではいかにも解釈が難しすぎるので筆者はそうではないと考えた。(もちろん、ここで解釈が分かれるからと言って正解不正解はないだろう。)
ここでの「嫌い」は「街に響く音」に対しての「嫌い」なのではないかと思う。
当然ながら、人には「快く感じる音」もあれば「そうでない音」もあるだろう。
街の人混みや繁華街で(特にゲーセンやパチンコ店の前は非常に音が大きく)騒がしい音を不快に感じるという人は決して少なくないように思う。
そんな「嫌いな音」でも「懐かしい・どこか心地よい」と感じてしまうほどに「あなた」を求めている「わたし」の感情を指して「感情 戸惑いのサイン」なのだと思う。
2番Bメロ ~「強く優しく」なれない「わたし」~
経験だけが増えてくけど
いつも同じこと繰り返す
あの日に戻れたなら
今よりもっともっともっと
強く優しくなれるかな
「あなた」と一緒に過ごす時間だけが増えていくが「あなた」の前では強く・優しくになれず同じことを繰り返してしまう(「あなた」の行動に対して寛容な心になれずに意見が衝突して喧嘩になってしまう)ということなのではないかな、と筆者は解釈した。
カップルの喧嘩は日常茶飯事の出来事ではあると思うが、時にそれは「離別(関係を絶つこと)」のきっかけとなりうる。(筆者は恋愛経験がないので全くわからない感覚だが・・・)
「あの頃に戻れるなら(戻りたい)」という「わたし」の思いから「あなた」との関係が終わってしまった(=失恋)と捉えることも出来るし、それも1つの解釈だろう。
ただ、この恋は「終わりのないストーリー」のようなのである。
「離別」というバッドエンドで終わってしまったストーリーではなく、「強く優しくなれないわたし」と「わたしの前でダメな部分を見せるあなた」との今の関係がずっと続くままで進展性がなく「結婚などというハッピーエンドにもならない堂々巡りの状態」を描いてるのではないかな、と筆者は思った。
こんなにも「わたし」は「あなた」のことが好きなのにずっと今の関係性のままで別れるわけでもなくより親密になるわけでもなく進展の見込みがなく現状維持なのではそれはそれで辛いのだろう。
2番サビ ~迷路のように堂々巡りで現状維持止まりな恋~
長い長い手紙は 送る宛もないまま
そうまるで 出口のない迷路のようです
もう一度どこかで 巡り会えるとしたら
どうか笑っていられますように
先ほどの解釈で言及したように、「進展性が無くずっと現状維持で迷走しているこの恋」を「送る宛もない手紙・出口のない迷路」に例えているのだろう。
「もう一度どこかで 巡り会えるとしたら」という歌詞がいかにも失恋ソングという解釈に誘導しているかのような表現に思うが、「もう一度巡り会いたい」からといって今の関係が完全に終わったとは限らない。(繰り返すようだが失恋ソングと捉えるのも1つの解釈だ。)
これは、もう一度「あなた」との関係を最初からやり直して「わたし」自身今よりも強く優しく「あなた」の良い面も悪い面も受け入れて進展性のある(それもハッピーエンドで終われるような)恋にしたいという「わたし」の気持ちを表現しているのだと解釈してみたい。
今のような現状維持でヤキモキとするのではなくもう一度やり直してハッピーエンドを迎えて幸せに笑っていたいなという「わたし」の心情なのだ。
常に「現状維持」で満足するのではなくより良いパフォーマンスを出来るように歌唱力をもっと磨いていきたいという向上心に溢れるみずき様が歌うからこそ、このような解釈も可能なのだと思う。
Cメロ ~最も解釈が難しい詩的な表現~
本当の気持ち確かめたなら 変わる
消せない夢は 傷跡じゃなくて
きっと そっと 見つめてた月の影
ここでの「本当の気持ち」とはやはり「あなた」とハッピーエンドを迎えたいという気持ちではないだろうか。(失恋と捉えるなら「次の恋へとシフトチェンジするぞ」という意思の表れともとれそう。)
「流れ星のように一際輝くあなた」と「無数にある見えない星のようなわたし」との今の関係を「傷跡」として清算する(けじめをつけて新しい恋に向かう)のではなく、ハッピーエンドに向かう過程で「こんなこともあったよね」と振り返ることが出来るような1つの糧としていきたいということなのだろうと思う。
「月影」に映るのは「あなた」と「わたし」が手を繋いで歩いてる2人(理想の未来)で、これからはハッピーエンドに向かって関係を築いていきたい、そのために「わたし」が変わるんだという意思が表れている部分なのだろう。
そして、「わたし」の心を投影する夜空で最も存在感を放つ「月の影(=月の姿)」が「あなた」と「わたし」という2つの星たちの行く末を照らし見守り続けているのだというダブルミーニングのような表現が込められているのだと考察した。
落ちサビ・ラスト ~この曲での「手紙=Love Letter」とは何だったか~
長い長い手紙を この夜に溶かしたら
あなたの心に降り注げ
届かないこのLove Letter
「手紙をこの夜に溶かす」「届かないこのLove Letter」とあるが、今までの解釈の関連からして(というか普通に考えて)文字通りに「わたし」が手紙(=Love Letter)を書いているわけではない。
ではここでの「手紙(=Love Letter)」とは何だったか。サビの部分を思い出してほしい。
「長い長い手紙を 綴るようなこの恋」
そう、この恋そのものを「手紙(=Love Letter)」と比喩しているのだ。
そして、この「手紙(=Love Letter)」を「わたし」の気持ちを投影している「この夜(=夜空)に溶かして」(=長い間現状維持だった恋を進展させるという意思表示)「あなたの心に降り注げ」(=わたしの本当の気持ちよ、あなたの心に届け!)
ということなのだと解釈した。
そして、この手紙は実際に書いた手紙ではないのであなたには決して届くはずのない「わたし」の心の中だけで完結しているLove Letterなのである。(この恋自体がLove Letterなので結局ハッピーエンドに向かいたいわたしの本当の気持ちは「あなた」には届かないのだという捉え方も出来る。)
まとめ
いかがだっただろうか。
みずき様のソロメジャーデビュー第1号を飾る曲としてはピッタリの1曲になっているのがお分かり頂けた、そしてこの曲の世界観を十分に伝えることが出来た記事になっていたのであれば幸いだ。(決して筆者の解釈が正解とは思わないこと。)
「アニバーサリーはいらない」のMV更新がされたら、そちらの記事も執筆する予定だ。

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